エラーメッセージに記載すべきこと
以下の書籍に、「エラーメッセージの書き方」が書いていったのでメモっときます。
インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
- 作者: Susan Weinschenk,武舎広幸,武舎るみ,阿部和也
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/07/14
- メディア: 大型本
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(以下、引用)
自分がデザインした製品にエラーが生じ、それをユーザーに知らせる必要が生じた場合を想定してエラーメッセージを用意するわけですが、その際、次の要件を満たすように注意しましょう。
- ユーザが何をしたのかを告げる
- 発生した問題を説明する
- 修正内容を指示する
- 受動態ではなく能動態を使い、平易な言葉で書く
- 例を示す
次は不適切なエラーメッセージの例です。
#402 請求書の支払いが行われる前には、支払いの日付は請求書の日付よりも後になっている必要があります。
これを以下のように修正すればわかりやすいものになっています。
請求書作成日よりも支払い日のほうが前になっています。日付を確認して、請求書作成日よりも支払い日が後になるよう、入力し直してください。
製品開発でよく「エラーメッセージがわかりにくい(´Д`)」という指摘があり、いま考えると漠然とした指摘だったのだと思いました。
上記の指針がちゃんと抑えられているかで議論する、確認する必要がありそうです。