書籍『「クラウド化」と「ビッグデータ活用」はなぜ進まないのか』の備忘録
以下の本で心に残った部分をメモっときます。
- 作者: 柴田英寿
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2013/02/01
- メディア: Kindle版
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1つめ
統計はなぜか人を魅了する。私も魅了されてきた。統計をもとに意思決定することで”勘”で意識決定をすることよりスマートに見えるからだ。
確かにそう言われれば、そのとおり。一方で、
統計を使おうが使うまいが、使い手の頭がよくなるわけではない。
データの使い方は日々勉強しないと。
2つめ
自分の情報を不特定多数に公開されることは誰でも拒む。しかし、自分の情報を自分の役に立つように分析し整理してくれる人に題して限定して開示するのなら話は違うだろう。もちろん、役に立つことであっても開示しないという人もいるだろう。いったん誰かに開示してしまえば、その情報が自分の意図しないことに利用されることを止められなくなる可能性はたぶんある。
一方、意思を持って限定的に開示することで、開示せずには得られなかった大きな便益を得られる可能性も高まる。例えば、自分の資産に関する情報を公開内容、公開先に限定して開示することで、資産運用に関してよいアドバイスを貰えるとしたら公開しないだろうか。
自分の場合でも自分にメリットが無いと自分の情報を他者に提供しないですね。こういったデータ活用はユーザメリットをよく考えないと(;´Д`)
3つめ
クオラ(www.quora.com)は「君が考えているアイディアなんか同じことを考えている人が世界中に何人も何十人もいる。アイディアを思いつくことではなく、それを実現することが重要なのだ」という文化で成り立っている。
アイディアを実現すること、大切(;´Д`)