説明に困らないテスト技法【テストの組み合わせ】
「日経コンピュータ 2014.5.1」に「説明に困らないテスト技法」というタイトルのコラムがあって勉強になったので、メモっときます。
簡単にまとめると、各機能の組み合わせについて全ての組み合わせを出していたら、途方も無い数のテストケースがでてきます。
そこで、「2つの機能の組み合わせに注力した戦略」を提案されています。全機能の組み合わせではなくて、「1つの機能のテスト」と「2つの機能の組み合わせのテスト」を100%を網羅的に実施します。
コラムに記載されている実験データでは、「組み込み」と「DB」のシステムの例では、この単機能と2機能間を網羅的にテストするとバグ発見率は90%を超えるそうです。
特に2機能から3機能の組み合わせで数が膨大になると思います。そこで、「3機能間の組み合わせ網羅率も100%にするならば、さらに数十倍の工数が必要になります。」という線引きが必要になります。
ただただ組み合わせでテストするのではなくて、どこを網羅的にテストすれば効果的にバグ検出できるか、しっかり意識することが大切だと学びました。
参考
『フカシギの数え方』 おねえさんといっしょ! みんなで数えてみよう! - YouTube