各データベースのCAPのトレードオフ
下記の本に各データベースのCAPのトレードオフについて書いてあったので、メモしておきます。
- 作者: Eric Redmond,Jim R. Wilson,角征典
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2013/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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整合性(Consistency) | 可用性(Availability) | 分断耐性(Partition tolerance) | |
---|---|---|---|
MongoDB | ◯ | - | ◯ |
CouchDB | - | ◯ | ◯ |
Riak | * | * | * |
Redis | ◯ | ◯ | - |
PostgreSQL | ◯ | ◯ | - |
Neo4j | ◯ | ◯ | - |
HBase | ◯ | - | ◯ |
* Riakは、分断耐性のあるデータベースであり、またリクエストごとに整合性と可用性を選択できる。
これらのデータベースの多くは、設定によってCAPの種類を変更できることに注意してほしい(MongoDBはCAになれるし、CouchDBはCPになれる)。ただし、デフォルトの挙動を把握しておきたい。