INSERT処理を高速にするための心構え
本文は以下の文献を参考にしました。
Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門 (Software Design plus)
- 作者: 松信嘉範
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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INSERT処理を高速にするための心構えは以下のとおりです。
- テーブルを日時別に分ける(レンジ・パーティショニング)。
- 古いデータを削除するか別のサーバに移す。
- 無駄なインデックスを作らない。
- 無駄な列を作らない。
- スペース効率の良いデータ型を使う。
- 大容量メモリを搭載する。
INSERT処理の感覚的数値は以下のとおりです。
【メモリへの処理】
- 10,000~15,000件/秒
【ディスクへの処理】
MyISAM(INSERTの最適化が不十分なデータベース)
- 100~900件/秒
InnoDB(Insert Bufferingによる最適化)
- 2,000~4,000件/秒
HDDからSSDに変更
- 5,000件/秒