なみひらブログ

学んだことを日々記録する。~ since 2012/06/24 ~

障害の発見数の傾向

「市場障害の発見数の傾向」について記載があったので、メモしときます。

人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional Computing Series)

人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional Computing Series)

  • 作者: フレデリック・P,Jr.ブルックス,Frederick Phillips,Jr. Brooks,滝沢徹,富沢昇,牧野祐子
  • 出版社/メーカー: アジソンウェスレイパブリッシャーズジャパン
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  • メディア: 単行本
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 MITの原子核物理学研究所のベティ・キャンベルは、プログラムの特定のリリースの寿命にはおもしろいサイクルがあることを指摘している。それを図11.2に示した。まず、前のリリースで発見された解決された古いバグは、新しいリリースで再び発生する傾向がある。そして、新しいリリースで新機能に欠陥のあることがわかる。こうした問題が収まると、数ヶ月間は万時順調だ。その後、バグ発見率は再び上昇し始める。キャンベル女史によると、これは利用者がより洗練された段階に達したためであり、そのリリースの新機能がフルに活用され始めたことを示している。集中的に使用されることで、新機能の中のより細かい複雑なバグもあぶり出されるわけだ。

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【図:使用開始からの月数の関数としてのバグ発生】

リリースや評価した後「最近障害ないー\(^o^)/」と思って、安心してはいけない(´Д`;)