プロジェクトメンバーへのフォロー
以下の書籍に、「プロジェクトメンバーへのフォロー」についての記載があったので、メモっときます。
デスマーチ 第2版 ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのか
- 作者: エドワード・ヨードン,松原友夫,山浦恒央
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2006/05/03
- メディア: 単行本
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デスマーチ・プロジェクトのプレッシャーは、プログラマ本人だけでなく、家族や配偶者にも影響することを認識すべきだ。ダグ・スコットは、この件について、次のように述べている。最も重要なことは、プロジェクトのメンバーからプレッシャーを取り除き、家族や配偶者が最初に報酬を受けられるようにすることです。経歴に箔がついたり、給料が増えるのはうれしいには違いありませんが、その影で家族が犠牲になっています。まず、手始めに、花束を贈りましょう。そして、家族全体を暖かく支えるのです。家族もプロジェクトの一員なのですから。
プロジェクトが節目を迎えたとき、よくプロジェクトメンバーは「打ち上げ」や「振り返り」を開催するなどで労をねぎらいあいます。それにとって、メンバーは達成感やプレッシャーから開放されます。一方で、上記のようにメンバーを支えているヒト(家族など)には伝わりにくいかもしれません。それらの方々にも感謝を示す必要があるようです。そのプロジェクト(会社)から感謝を見える形で示す例として、メンバー経由で花束を渡すなどのアイデアがあるようです。